LumiCrack

車載向け強化ガラス破砕検査システム

JIS-R3211、ECE-R43 に規定されたガラス破砕検査の自動化を支援するシステムです。

青焼き工程不要!画像処理で破砕片の計数を自動化!

LumiCrack はJIS-R3211、ECE-R43 に規定されたガラス破砕検査の自動化を支援するシステムです。
ガラスの破砕状態をカメラで撮影し、画像ファイルとして取得します。これにより、感光紙や溶液が不要となります。
高精度な画像処理によりガラス破片の境界を検出し、破片数を正確にカウントします。

製品の特徴

1. 高精度かつ高速な破砕片カウント

可変しきい値の二値化やエッジ検出を組み合わせた独自の画像処理により、破片の境界を正確に認識することに成功しました。また、破砕点やカウント範囲を素早く自動で検出することで、効率的な検査業務を支援します。

2. 曲面ガラス等にも対応

独自の撮影装置によって、平面ガラスだけでなく、曲面ガラスや着色ガラス、熱線入りガラスも対応しています。
熱線や曲面に特化した解析機能も搭載し、幅広い種類のガラスの解析が可能です。

3. 再解析機能で繰り返し解析が可能

一度撮影した写真に対して、何度でも繰り返し解析を行うことができます。
条件を変更して解析したい場合や、カウント対象となる場所を 指定し直して破片数を計測するなど、撮影したデータを有効に活用することができます。

4. 充実した管理機能

撮影された画像ファイルと検査結果はエビデンスとして長期間保存することが可能です。
また、検査結果は社内ネットワークを介して作業進捗の管理、帳票への出力、製造しているガラスのさらなる性能向上への基本データとしてもご利用いただけます。

製品構成

  1. ①透過画像を撮影

    S/W analyzer 撮影装置+解析ソフト

    最速8秒で撮影完了。撮影は、アプリからボタンを押すだけの簡単操作です。

  2. ②ソフトウェアで画像を解析

    破片数をカウントする場所の特定から破片数の計上まで、ソフトウェアが⾃動で⾏います。

  3. ③管理システムで結果を保存・閲覧

    S/W manager データ管理⽤サーバー

    データの電⼦化で、⼤量の検査結果を省スペースで保管可能。過去の結果検索も容易です。